佐藤ママ断言「人柄のいい子」は試験の点も伸びる 私がWBCで再確認した「人間性教育」の重要性

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私も挨拶は大事だと考えてはいましたが、子どもに「挨拶しなさい!」と厳しく言うことはしませんでした。そのかわりに積極的に自分がどんな時にでも挨拶をするようにしていました。子どもは、親の行動をコピーしますから、親が挨拶していなければ、子どもに挨拶の習慣が身に付くことはありません。子どもが上手に挨拶できない場合、お母さんは、まず自分の挨拶習慣を振り返ってみてはいかがでしょう。

お母さん自身が、「私は引っ込み思案だから」という場合もあるかと思いますが、そんな方にちょっとアドバイス。何もご近所さんと井戸端会議までする積極性は必要ないんです。人に話しかけるのが苦手なお母さんは、まず誰かに会ったら自分の言いやすい挨拶を一言あらかじめ決めておきましょう。「こんにちは」でも「どうも」でもいいですね。そして知っている人に遭遇したら、すれ違うときに、いつもその一言を口にする。これだけで十分です。そんな親の姿を見た子どももきっと「ああ、そうするものなんだ」と、自然に挨拶するようになると思いますよ。

ゲームは家から閉め出す

これは人格形成だけでなく、子どもをスポーツや勉強に打ち込ませるうえでのポイントでもあります。ご家庭によって考え方や方針もさまざまであり、この4月は、子どもも新しい生活に意欲を感じていますから、今こそゲームの使い方を話し合いましょう。なるべく、する時間を減らす方向に持っていきましょうね!

ヌートバーママの「子どもたちに外で遊んでほしかったので、ゲームは絶対に買わなかった」という記事を読んだのですが、これは私も大賛成です。私も、テレビはリビングから撤去して2階の奥の部屋におきました。

やっぱり、小さい頃からゲームやスマホを与えると、その世界に引きずり込まれるんですよね。そちらのほうが刺激的で、勉強や読書よりラクだから。それもタチの悪いことに、昼夜を問わず。人間って放っておくと堕落の坂を一気に転がり落ちていきます。今の時代、ゲームは親にとって本当に悩ましい問題です。

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