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佐藤ママ断言「人柄のいい子」は試験の点も伸びる 私がWBCで再確認した「人間性教育」の重要性

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  • 佐藤 亮子 「東大理Ⅲに合格した3男1女」の母
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ヌートバー家では、たとえば夕食の時間に、その日一番良かったこと、いまいちだったことを、家族で共有するようにしていたそうです。これは上手なやり方ですね。急に「はい、今から会話して」と子どもに言っても、困ってポカンとするだけでしょうからね。そうではなく、食事という場を使って、ごく自然に会話をする習慣を生活に入れることが、素晴らしいなと思います。

「仕事で忙しくて時間がない」「いつも子どもと一緒にごはんをゆっくり食べられるわけではない」というお母さんもいるでしょう。そんなお母さんは、1日10分だけ、毎日子どもと会話することをこの春から心がけてみてはどうでしょうか? 親子の会話の量は多いに越したことはありませんが、毎日10分でも十分効果があると思います。いつもより、少し長い時間がポイントで、これが20分とか30分とかを目指すと親子でつらくなります。だから、10分から始めましょう。

そしてどうせ始めるなら今日からすぐに始めるといいですね。会話の量が累積しますから。ややこしくなる中学生の時には、自然に話すベースができているのでスムーズに会話できます。中学生や高校生のお子さんには、お母さんから今日のあった出来事を10分話しましょう。「毎日10分は話すぞ」と決めると、お母さんも今日は子どもに何を話そうかな、と考えるようになりますよ。

この4月から、いつもより、まずは10分会話時間を増やすことを始めてみてはいかがでしょうか。

古今東西「挨拶」は大事

ヌートバーママがテレビの取材で、子育ての4箇条の1つとして「挨拶をする」とおっしゃっているのを聞いて、「やはり挨拶は大事だ」と再確認しました。日本とアメリカでは挨拶の習慣も違うかもしれませんが、礼節を身に付ける、コミュニケーションを学ぶうえで、挨拶ができる子どもを育てることは、人格形成にとって大切なことだと思います。私も子育てで、礼儀や挨拶には常に気を配っていました。

「挨拶をしたほうがいい」ということについては、多くのお母さん方も思っていると思いますが、どうしたら挨拶の大切さを子どもにわかってもらえるかですよね。

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【「挨拶しなさい!」より大事なこと】

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