佐藤ママ断言「人柄のいい子」は試験の点も伸びる 私がWBCで再確認した「人間性教育」の重要性

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人柄って、やっぱり大事です。人柄がいいから、人に応援してもらえるし、支えてもらえるし、活躍の場も与えられる。実力は、当然自分で身に付ける必要がありますが、そこからさらに成長するためには、一人で頑張るだけでは限界があるのですね。周りの人が力を貸してあげたくなる人柄こそが大事で、そこではじめてすごい成長をするわけなのです。

今回のWBCでも、ダルビッシュ有選手をはじめとする選手が、仲間にアドバイスしたり、不振の選手を勇気づけているシーンがたくさんありました。監督やコーチに起用されたり、仲間たちに応援してもらうためには、やっぱり人柄・人間性ってすごく大事なのだと思いました。

私も子育てをしながら「テストで点数を取るだけの教育はしない」と思っていました。たとえ、受験のテクニックがすばらしくても、人柄を含めた人間の総合力がないと、結局最終的にはテストの点数も伸びなくなってしまう、というのが私の感じたことです。

では、子どもの、人間としての総合力や人格を高めるためにはどうすればいいのか。やり方は1つではないし、簡単なことではありませんが、この4月からぜひ取り入れてほしいポイントをご紹介します。

ヌートバー選手のお母さんである久美子さんの話をニュースで拝見しましたが、勉強とスポーツ、日本とアメリカの違いに関係なく、やはり子育てにとって大事なことは同じだなと、あらためて認識しました。というのも、私「佐藤ママ」と久美子さん=「ヌートバーママ」が実践した子育ての共通点を発見したからです!

一流選手のお母さんのお話を参考にさせていただくのは恐れ多いのですが、子どもの人間性の総合力を高めるわかりやすいポイントを見ていきましょう。

親子の「会話の量」を増やす

ヌートバー家では、親子で「何でも話すし、何でも話してくれる」関係ができているそうです。これは本当に素敵で、大事なことだと思いました。親子の信頼関係を築くという点からも、子どもの「考える力」「伝える力」を伸ばすという点からも、佐藤家でも親子の会話を増やすことに力を入れてきました。

もちろん、多くのお母さん方も、そうなることが望ましいことに異論はないでしょう。ただ実際問題として「そうは言っても子どもが話してくれない」「何を話していいのかわからない」「時間がない」といったお悩みを持つお母さんが多いのではないでしょうか。

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