佐藤ママ断言「人柄のいい子」は試験の点も伸びる 私がWBCで再確認した「人間性教育」の重要性

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子どもを見守る男女
親子の会話を増やすことが重要(写真:kikuo/PIXTA)
日本を熱狂させたWBC。三男一女を東大理三に合格させ、『子育ては声かけが9割』(東洋経済新報社)などの著作もある佐藤ママこと佐藤亮子氏も、テレビの前で応援していた一人である。そして試合や選手たちのニュースから、子育てにとって重要なことを改めて再認識した。結局、成長する子、伸びる子は、何が違うのか。すぐに実践できるヒントもセットで解説する。

4月は新学期の季節ですね。子どもたちは、学年が上がったり進学したりと環境が大きく変わりますから、お母さん方にとっても、前年度の反省も踏まえ、気持ちも新たに子育てや教育について考え直すチャンスです。

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ところで皆さんは、先月のWBCをご覧になりましたか? 私は感動して泣きながら観戦していました(笑)。試合が終わったあともニュースで何度も見直したり、関連記事を読んだりして、心の底から楽しませていただきました。

私は特にいつも野球を観ているわけではないのですが、今回のWBCを観ながら「いろいろと子育てにも通じる大事なことばかりだ」と思ったことがあったので、ここでご紹介したいと思います。

この4月から、誰でも試せる、ちょっとしたコツばかりです。

大事なのは「人間性」

「WBCと子育ては、どこに共通点が?」

そう思われたお母さんもいると思います。ここで素人の私が野球について語ることはできませんが、お伝えしたいのは、人間の人柄や人格形成についてです。

WBCの試合を応援しながら、大谷翔平選手やラーズ・ヌートバー選手など、侍ジャパンの選手たちは、アスリートとしての技術やフィジカルが優れているだけでなく、誰からも愛される人間性を備えた選手なのだと思いました。これはすごく重要なポイントで、スポーツに限らず勉強でも、伸びる子どもの共通点なのです。

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