任天堂「ゼルダ」新作、発売前の新情報で熱狂凄い訳 5月12日発売、前作は2900万本販売の大ヒット

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そして、物をつかんで持ち上げたり、くっつけたりすることのできる「ウルトラハンド」も重要な新要素だ。これはイカダを作ったりするだけでなく、車やドローンまで作れてしまうのである。

『ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム』では地上だけでなく、空に浮かぶ「空島」も冒険の舞台となる。そこへどうやってたどり着くのか、あるいはどのように探検するのかもプレーヤーに委ねられた自由なわけだ。もはや、「どのように不具合を出さないように実装しているのか?」とゲーム開発者から疑問が出るほどのすごい作りとなっている。

イカダをはじめとした乗り物も自分で作れる(画像は任天堂公式サイトより)

前作のスケールを超えそうな新作

このゲームでは武器だけでなく、移動手段もプレーヤーが自分で考え、作り出してよい。箱庭世界にさまざまなおもちゃがたくさん転がっており、それを自由自在に組み合わせ、あらゆる可能性を探ることで冒険を楽しめるようになる。しかもそのスケールは前作を大きく超えそうで、もはや新たなゲームジャンルになりそうなほどだ。

前作では、「トロッコにブロックを乗せて空を飛ぶ」という開発者の想像を超える挙動まで発見されており、より選択肢の広がった本作ではさらなる可能性が発掘されることだろう。『ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム』は、広い世界を自分なりに遊べるゲームとして非常に進化しており、その可能性に多くのゲーム好きがひかれているのである。2023年5月12日の発売に向けて、さらなる盛り上がりが続きそうだ。

渡邉 卓也 ゲームライター

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わたなべ たくや / Takuya Watanabe

いわゆるテレビゲームを専門にコラム・評論などの記事を書くライター。大学卒業後はサラリーマンになったが、満足にゲームを遊べない環境にいらだちを覚えて転身。さまざまなメディアにゲーム関連の記事を執筆。駄作に対して厳しく書いてしまうことでも知られる。

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