結局キャリアは後付けで考えたほうがいい理由 伝説のレストラン「エルブジ」に学ぶ生存戦略
皆さんには、これから新しく学び始めたいことが何かあるでしょうか。
たとえば、あなたが「UXデザインの講座を受けよう」と考えているとしましょう。そこで、周囲の人に雑談で「これからUXデザインを学ぼうと思っている」と伝えたとします。そのとき、周囲の人はどんな反応をするでしょう。
もちろん、その反応はどんな文脈で誰に話すかによってケースバイケースでしょうが、多くの場合はこういう質問が来るはずです。
「おお、ひょっとしてUXデザイナーになりたいの?」
「え、もしかしてUXデザインの仕事をやりたいの?」
このとても自然な反応の前提にあるのは、「ギャップモデル」というものです。ギャップモデルとは、まず自分がなりたいキャリアビジョンを明確にすることから始まり、そして現状を比較することで、必要な学習項目を明らかにしていく、というアプローチです。
ギャップモデル一辺倒は早晩限界がくる
この「あるべきキャリア像」-「現状の能力」=「学ぶべきターゲット」という構造は、ビジネス教育の現場でよく語られることであり、私の過去を振り返っても、このモデルによって自分を駆り立てて成長してきたような感覚があります。
しかし、このようなギャップモデル一辺倒の学習では、早晩限界がくる、というのが、今回お伝えしたいメッセージです。
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