給与形態にどうも不安が募る会社の典型的な特徴 雇用契約書や給与明細、しっかり確認していますか
契約書でブラック企業かどうかはほぼわかる
「では当社で働いてもらいましょう」
となったらまず交わされるのが雇用契約書。労働契約書と呼ばれることもあるが、内容に変わりはない。同時に労働条件通知書も渡されるのが一般的。契約書と労働条件通知書、これまた内容としてほとんど違いはないはず。どんな条件で働くことになるのかが明記されている。契約書と通知書の内容に納得できたら、契約書にサインをする。これで雇用契約が結ばれたことになる。
労働条件通知書には主に次のような項目が書かれている。
2 仕事をする場所
3 仕事の中身
4 働き始めと終わりの時刻
5 時間外労働の有無
6 休憩時間
7 休日、休暇
8 賃金の計算、支払いの方法や締め日、支払いの時期、昇給について
9 退職
10 解雇の事由および手続き
雇用契約締結は単なる儀式とは思わず、きちんと書面の内容を熟読しよう。雇用契約と見せかけて、業務委託契約や請負契約を交わそうとする悪質な会社もある。
書面は2部作成し、署名・捺印したものを会社と自分が1部ずつ保管。労働契約だけでなく、契約書と名のつくあらゆる書面がここまででワンセット。覚えておこう。


















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