「ブラック企業に依存」してしまう人が陥る泥沼 いちいちコントロールしてくる人に要注意だ
近年、「過労死」や「虐待」、「モラハラによる離婚騒動」などをニュースで目にすることや、ドラマの題材になることが増えました。「死ぬくらいなら会社辞めればいいのに……」「DVやモラハラをしてくる相手なんて別れればいいのに……」と思ったことのある人も少なくないはずです。
私が監修・執筆協力した『ずっとやめたかったこと、こうしてやめられました。』でも触れていますが、「ブラック企業を辞めたくても、辞められない」や、「DV彼氏・彼女と別れられない」といった状況は、医学的に「依存」と言い切ることはできませんが、非常に心理的に依存と近く「依存的」と言えます。
依存症は「否認の病気」といわれており、自分では「依存している」と気づき認めるのが難しい病気です。無理やり家族にクリニックに連れてこられ「私は依存していない!」と言い張る人も少なくありません。アルコールや買い物などの依存がそうであるように、「ブラック企業を辞められない」「DV彼氏・彼女と別れられない」といった依存もなかなか気づきにくいのが特徴です。
「付き合っているときはすごく優しかったのに、結婚して急に暴力を振るうようになった」という話を聞いたことがある人もいるでしょう。ブラック企業もなかなか入社する前は気づかず、徐々に辞められなくなっていくことが多いようです。ここからはブラック企業に依存してしまった女性の体験を基にマンガで依存について解説していきます。
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