クラウンやプリウスなどの最旬カスタマイズ5選 自動車メーカーカスタム仕様を発表する真意

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新型車のカスタマイズ仕様
自動車メーカー各社が東京オートサロン2023に出展した新型車のカスタマイズ仕様(筆者撮影)

2022年秋から2023年春にかけて、続々と発売されている注目の新型モデル。とくに近年は、SUVモデルに人気が集まっていることもあり、ホンダが「ZR-V」、スバルが「クロストレック」を発表。また、2022年9月には、トヨタが高級セダンの代名詞だった「クラウン」をSUV化した新型のクロスオーバーモデルも登場し、SUV戦線はますます激化の様相を呈している。

そんな新型モデルのカスタマイズを提案したコンセプトモデルが「東京オートサロン2023」(2023年1月13~15日・幕張メッセ)で、各自動車メーカーから続々と展示された。SUVモデルでは、最近人気のアウトドアでの遊びをイメージした数々の装備を装着したものが印象的。また、2023年1月10日に発売されたばかりのハイブリッドモデル「プリウス」のカスタム仕様では、逆に都会的なイメージや先進性を強調する外装パーツが施されるなど、まさに多様なスタイルのカスタム仕様車が登場していた。

自動車メーカーがカスタマイズモデルを発表する意味

メーカー各社が、こうしたカスタマイズを施したモデルをショーなどに発表する理由には、近年、新車購入時などに内装の小物やナビなどだけでなく、外装のカスタマイズ部品などについても、ディーラーで扱う製品を選ぶユーザーが増えているためだ。そのため、メーカー各社でも、エアロパーツやホイールなどの外装系から、マフラーなどの機能系、ルーフラックなどアウトドアユースを考慮した装備など、多種多様な純正品をラインナップしている。

とくに発売や発表した直後の新型車では、多くの顧客がどういったカスタマイズを好むのかといったリサーチも含め、こうしたショーでコンセプトモデルを展示し、反響に応じて製品化するケースもある。

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