クラウンやプリウスなどの最旬カスタマイズ5選 自動車メーカーカスタム仕様を発表する真意

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リヤ
ZR-V e:HEVムゲン・カスタム・コンセプトのリアビュー(筆者撮影)

とくに印象的なのが、フロントフェイス。ノーマルが縦基調のバーチカルグリルを採用するのに対し、橫基調にしたグリルガーニッシュ、立体的な造形で個性を生むアンダースポイラーなどを採用する。また、リアにもテールゲート部のガーニッシュやバンパー下部のアンダースポイラーなど、空力にも優れるエアロパーツを装備。フィン形状の19インチホイールで足元もドレッシーに演出し、より心地よい排気サウンドを奏でるスポーツエキゾーストマフラーなど、機能系パーツも採用する。

これら2タイプの純正パーツは、おそらくZR-Vの発売と同時か、さほど時間をおかずにリリースされるだろう。新型ZR-Vのフォルムに、よりスポーティさを求めるユーザーには注目だといえる。

トヨタ「プリウス エアロ仕様(モデリスタ)」

ネオ・アドバンス・スタイル
新型プリウスをベースにラグジュアリー感を強めたカスタマイズ仕様がネオ・アドバンス・スタイルだ(筆者撮影)

最後は、トヨタが誇るハイブリッドモデル、新型「プリウス」をベースにしたカスタマイズ仕様だ。今回のショーでは、トヨタ車の純正エアロパーツなどを手がけるブランド「モデリスタ」(トヨタ・グループ傘下のトヨタカスタマイジング&ディベロップメントが運営)が、新型に合わせて開発した2バージョンの新作を発表した。

リアビュー
ネオ・アドバンス・スタイルのリアビュー(筆者撮影)

いずれも、より低く、スタイリッシュなプロポーションとなった新型のシルエットに、さらなるラグジュアリー感を加味していることが特徴だ。まず、「ネオ・アドバンス・スタイル(NEO ADVANCE STYLE)」には、プリウスの先進性をより高めるパーツ5点を採用。

フロントバンパー下部に装着するフロントスポイラーは、ノーマルフェイスが持つ低重心感をより強調するデザインを採用するとともに、ピアノブラックの加飾も施すことで、よりシャープなイメージも加味。また、エアインテーク左右に付けられたブルーに光るシグネチャーイルミが存在感を一層高めている。

さらに、ボディサイドのプレスラインと合わせることで一体感を出したサイドスカートには、ブラックのサイドガーニッシュをマッチングさせることでメリハリ感も演出。車体後部には、ダイナミックな印象も醸し出すリアスカートなども装備することで、全体的に存在感をアップさせている。

エレガント・アイス・スタイル
クロームパーツで上質感を高めたエレガント・アイス・スタイル(筆者撮影)

一方、「エレガント・アイス・スタイル(ELEGANT ICE STYLE)」では、フロントスポイラーやヘッドライトガーニッシュ、リアスタイリングキットといった前後パーツに、クロームの加飾をあしらった仕様。より洗練された上質感と、さらなるアーバンテイストを表現していることが特徴だ。

リアビュー
エレガント・アイス・スタイルのリアビュー(筆者撮影)

また、サイドスカートは、ネオ・アドバンス・スタイルと共通ながら、ブラックのサイドガーニッシュがないことで、すっきりした印象を演出。19インチのホイールも、両タイプ共通のデザインながら、表面処理を変えることで雰囲気を変更。いずれも、ウイングのようなデザインを採用することで、足元にスポーティさや疾走感などを演出している。

なお、これらパーツは、主に2023年3月上旬に発売を予定。トヨタ車を扱うディーラーなどで購入することが可能だ。

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