GT-Rやデリカミニ、初公開2023年注目モデル5選 東京オートサロンで登場した最新車種一挙紹介
近年、各自動車メーカーが、こぞって新型モデルを発表する場となっているイベントが「東京オートサロン」だ。例年、日本で初公開となるモデルはもちろん、世界的にも初披露となるさまざまなブランニュー機種が出展されることも多い。
2023年1月13~15日に千葉の幕張メッセで開催された今回のイベントでも、各メーカーが、国内販売を予定する自慢の新型車を軒並み展示した。なかでも注目は、国産スーパーカーとして名高い日産自動車「GT-R」の2024年モデルと、三菱自動車の軽スーパーハイトワゴン「デリカミニ」で、いずれも世界に先駆けての発表となった。
また、スバルは、2022年11月に北米で発表した6代目「インプレッサ」のカスタマイズ仕様を国内初披露したほか、レクサスでは国内導入の噂もある海外専売のSUVモデル「GX460」を展示。さらに海外勢でも、中国の大手メーカーBYDが、2023年から日本市場へ導入する「ATTO 3(アットスリー)」などBEV3モデルをブースに並べ、多くの来場者へアピールしていた。
ここでは、これら本邦初公開の注目モデルたちをピックアップし、それぞれの特徴や魅力などを紹介する。
日産・GT-R 2024年モデル(世界初公開)
まずは、GT-Rの2024年モデル。2023年春に正式発表と発売を予定する新型モデルだ。現行のR35型GT-Rは2007年に初登場。1969年から続く日産製スポーツモデルの象徴「スカイラインGT-R」の後継車で、最高出力570ps以上を発揮する3.8L・V型6気筒エンジンを搭載した、日産自動車が誇る高級スポーツカーである。ちなみに2022年にホンダの「NSX」が生産終了となったことで、現在では新車で買える唯一の国産スーパーカーとなっている。
じつは、GT-Rも今回の発表前に「後継モデルは出ないかもしれない」との噂が出ていた。近年、よりきびしくなった騒音規制への対応がむずかしいためだ。ところが、そんな噂はどこ吹く風、晴れて東京オートサロン2023で、日産自動車は新型をお披露目した。しかも従来の高性能スペックをほぼ維持したまま。スポーツカー愛好家などの中には、かなり喜んだ人も多いだろう。
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