GT-Rやデリカミニ、初公開2023年注目モデル5選 東京オートサロンで登場した最新車種一挙紹介
ボディサイズは、全長4880mm×全幅1885mm×全高1885mm。プラドが全長4825mm×全幅1885mm×全高1850mmだから、車体は55mmほど長いが、幅や高さはほぼ同じだ。展示車両では、それをベースにアメリカのアフターパーツメーカー「CBI Offroad」製のフロントバンパーやスキッドプレートなどを装備。悪路走行時のプロテクション性能などをアップさせている。また、タイヤには、ブロックパターンのTOYOタイヤ製オープンカントリーM/T(サイズLT275/65R18)を装着したほか、サスペンションの変更などで車高も上げて、オフロードでの走行性能を向上。ヤキマ製のルーフトップテントも装備することで、キャンプ場などでの車中泊にも対応する。
高級感溢れるGX460に、オフロードのタフなイメージを持たせたのがこの展示車両。ちなみにGX460の国内販売について、会場にいたレクサス担当者によれば、「(イベントなどの)反響を見て検討する」とのこと。果たして、国内販売はあるのか気になるところだ。
BYDの3モデル(アットスリー・ドルフィン・シール)
最後は、中国の大手メーカーBYDの日本法人、BYDオートジャパンが展示したBEVモデル。イベントでは、3機種が並べられたが、とくに他モデルに先駆け、2023年1月31日より販売を開始したミドルサイズSUVのATTO 3(アットスリー)には、大きな注目が集まっていた。
2005年より日本市場に参入したBYDは、従来、主にバスやフォークリフトなど商用車の販売をメインに展開しており、BEVバスでは国内で7割のシェアを持つという。そんな同社が日本で乗用車を販売するのは、ATTO 3が初となる。同モデルは、2022年2月に中国で販売を開始して以降、オーストラリアやタイなどのアジア太平洋地域でも発売され、2022年末までのグローバル累計販売台数は20万2058台にのぼるのだという。
スポーティさを演出したという外観は、EVらしい先進性をアピールする演出はあまりなく、一般的なガソリン車やハイブリッド車などと変わらない印象だ。ボディサイズは、全長4455mm×全高1875mm×全幅1615mmで、ホイールベース2720mm。日本車のBEVでいえば、マツダ「CX-30EV」が全長4395mm×全幅1795mm×全高1565mmなので、ややATTO 3のほうが大きめだがサイズ感は近い。
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