GT-Rやデリカミニ、初公開2023年注目モデル5選 東京オートサロンで登場した最新車種一挙紹介

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タイヤ&ホイール
デリカミニのタイヤ&ホイール(筆者撮影)

スクエアなフォルムを採用することで、SUVテイストを強調するボディは、「eKクロス スペース」と同様のプラットフォームを採用する。ラインナップには、2WDと4WDを用意するが、とくに4WD車では、タイヤに2WD車より大径となる165/60R15サイズを装備。専用チューニングを施したショックアブソーバーや車高を上げることで、よりオフロード感あるスタイルにするとともに、未舗装路を走行する際の安定性も向上している。

インテリア
デリカミニのインテリア(筆者撮影)

パワートレーンは、659cc・3気筒ガソリンのNA(自然吸気)とターボを設定。モーターでエンジンをアシストするマイルドハイブリッド機構を採用することで、発進時や高速道路への合流時などで、余裕ある加速感を実現しながら、低燃費にも貢献する。なお、予定価格は約180万~約225万円で、2023年1月13日より予約受け付けを開始。2023年5月に発売を予定している。

スバル・インプレッサSTI仕様(日本初公開)

インプレッサSTI仕様
東京オートサロン2023に展示されたインプレッサSTI仕様(筆者撮影)

スバルは、2022年11月にアメリカのロサンゼルスオートショーで世界初公開した新型「インプレッサ」の日本仕様車(プロトタイプ)を初公開した。展示車両は右ハンドル仕様だったので、まさに国内で発売が予定されているモデルに近いことがわかる。なお、展示車は、スバルのモータースポーツ部門で、カスタマイズパーツなども手がけるSTIが開発したパーツを装着。外装にエアロパーツを追加し、左右出しのマフラーがセンター出しになっているなど、一部装備は異なるものの、基本的な仕様については、国内販売されるスタンダード車とほぼ同様だという。

1992年に登場した初代モデル以来、スポーティな走りや使い勝手のいい装備などで、根強い人気を持つのがインプレッサ。6代目となる新型をひと言で表現するとすれば、2022年12月に国内発表された新型SUV「クロストレック」の「5ドアハッチバック版」といえるだろう。

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