クラウンやプリウスなどの最旬カスタマイズ5選 自動車メーカーカスタム仕様を発表する真意

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リアビュー
クロストレック ブーストギアコンセプトのリアビュー(筆者撮影)

それらをベースとする2台のコンセプトモデルは、いずれもアウトドアでのレジャーなどを考慮した装備を持つ。とくにクロストレックは、外観の変更だけでなく、高い機能を持つさまざまなパーツが満載だ。まず、足元には、悪路走破性を高めるマッドテレーンタイヤ、タフなデザインの17インチホイールを装着。ボディサイドにはプロテクションモールなども採用し、ブッシュなどを走行する際にボディへ傷がつかないような配慮もなされている。

また、ボディ全体には、ヘアライン加工風のラッピングも施す。ヘアラインとは、単一方向に髪の毛(ヘアライン)状の細かい傷を数多くつける金属の表面加工法のこと。そうした処理を模した特殊フィルムを車体に貼ることで、アクティブなギア感も演出している。

フードデカール
フロントボンネットに施工されたフードデカール(筆者撮影)

さらにフロントボンネット上のフードデカールや先端にあるフロントノーズガーニッシュなど、随所にブラック系のパーツを施すことで、外観をよりワイルドに見せる効果も演出。ヘッドライトとテールレンズには、スキーやスノーボードなどを立てかけたときなどに傷を防ぐプロテクターパネルも採用する。

サイドオーニング
日除けになるサイドオーニングも装備する(筆者撮影)

ほかにも、キャンプ用品など大きな荷物も積載できるルーフキャリアは、展開すると日除けになるサイドオーニング付き。左右のドア下にあるサイドバーは、ルーフキャリアに荷物を載せ降ろしする際、足場となるステップタイプを採用する。加えて、リアバンパー下には専用ヒッチメンバーも用意し、サイクルキャリアを装着することで、アウトドアスポーツにも対応することをアピールしていた。

アウトドア色を一層強めたレックス

レックス
クロストレックと同様にアウトドア色を一層強めたレックスのカスタマイズ仕様(筆者撮影)

一方のレックスも外装全体に、ヘアライン加工風のラッピングを施すことで、アウトドアツール的な雰囲気を醸し出す。また、フロント、サイド、リアの各下部には、立体感のあるアンダーガーニッシュも装着。これらにより、車体によりアグレッシブなフォルムを演出するとともに、悪路走行時に車体下が路面にヒットした際のダメージ軽減にも貢献する。

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