男と女、大切なものがカラダのどこにあるか?

DNAが握る性差による仕事スタイルの違い

ファッションにも文学にも音楽にも女性仕様があるのにビジネスの理論やスキルには女性仕様がない

“かてきょ”を通してボクがまとめた、女性仕様デザインのビジネス理論やビジネススキル(「仕事のお作法」)とか、男性メンバーとの接し方とか、そんなことをご紹介できればいいなと思って、この連載をスタートしました。働く女性に読んでいただけるとうれしいですし、ひょっとしたら女性と一緒に働く男性にもヒントになるかもしれません。

女性と男性の働き方の違いとは?

第1回目のテーマは「女性と男性の働き方の違い」です。「女性活用」といった言葉がたくさん出てくる今日この頃、社員の待遇や給料、昇進のチャンス、管理職の数、取締役の数など、あらゆるところで女性にも男性と同じ扱いを求める動きが盛んです。活躍のチャンスを女性に多く提供するのは、当然のことだと思います。

ところがこの「女性活用」のコンセプトって「男女平等」的な発想が根っこにあって、「男も女も同じ」というような考えが行き過ぎてしまうのが気になります。男女平等が行き過ぎて、男女の違いまで否定してしまう傾向です。

以前に一度だけ、こんな経験をしたことがあります。ボクが「働く女性向けに家庭教師やっています」と自己紹介すると、「そういう人って女性をバカにしているのよね~、逆に」と言われて、苦笑いするしかありませんでした。女性と男性の違いに触れた途端に、「性差別っ!」と極端なリアクションをとられることがあります。

企業へのコンサルと、女性への“かてきょ”を続けてきたからこそ、自信を持って断言できます。もちろん個人差はありますが、女性と男性は仕事のスタイルは違います。違いがあってしかるべき。違うからいいのです。

多くの人が言っていることではありますが、ボクは「女性と男性の違いは大昔から受け継がれたもの」と思います。女性は、みんなと一緒に協調して村を維持することが役割でした。一方男性は、村の外へ出て獲物を獲得することが役割でした。そんな時代からの「役割のDNA」が引き継がれた結果、ひとつの違いが生まれた。それは、「大切なモノが、体のどこにあるか」です。

次ページ男性と女性が持つ「役割のDNA」とは?
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