メールで相手を傷つけてしまう人に不足する言葉 仕事で指摘するときに、どう書くとよいのか

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リアルでのコミュニケーションなら、「どの部分がピンときていないか」は声のトーンでニュアンスが伝わることもありますが、テキストでは難しいです。

言うべきことを言うときはどうする?

『テキストコミュニケーション力の基本 誤解なくニュアンスまで伝わる77のルール 』(日本実業出版社)書影をクリックするとアマゾンのサイトにジャンプします

1回の発信で、「何がピンときていないのか」相手に配慮した言葉で伝えましょう。

また、「どうすればもっとよくなるのか」といった提案ができると建設的なやりとりになり、いたずらに相手を傷つけることがありません。

ただし、言うべきことをビシッと言うタイミングもあるでしょう。

言葉をあえて「刃」として使う場合は、そのあとのフォローも忘れずに。

言葉のあたたかい「衣」の面も意識してください。

例.お客様に失礼な態度をとったメンバーを注意する場合

自分
「あの配慮のない行動は、お客様に対して失礼です。今後は二度とないように気をつけてください!」←刃

相手
「申し訳ございません。反省しています。」

自分
「同じチームの味方ですから、わからないときや迷ったときは、すかさず聞いてくださいね(にっこり絵文字)一緒に考えますから!」←衣

小澤 美佳 ニット広報

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こざわ みか / Mika Kozawa

2008年に株式会社リクルート入社。中途採用領域の代理店営業、営業マネージャーを経て、リクナビ副編集長として数多くの大学で、キャリア・就職支援の講演を実施。採用、評価、育成、組織風土醸成など幅広くHR業務に従事。2018年、中米ベリーズへ移住し、現地で観光業の会社を起業。2019年、ニットへ入社し、営業・人事を経験後、広報部署を立ち上げる。現在、広報ノウハウを発信する傍ら、オンラインでのセミナー講師やイベントのファシリテーターなども務める。Twitter(@mica823)のフォロワー数は3.9万人(2023年3月6日現在)。

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