大人になって「英語が上達する人」が外さないツボ 結局、重要なのはインプット?アウトプット?
「インプットvsアウトプット」論争に終止符!
「英語学習で重要なのはインプットである」「いや、アウトプットだ」……この2つは人によって意見が大きく異なります。でも、学びなおす側からすれば「結局インプットなの? それともアウトプットなの? どっちなの?」と戸惑ってしまいます。
「おいしいのは『きのこの山』なのか、『たけのこの里』なのか」という論争はどっちでもいいですが、「インプットvsアウトプット」論争だけは、迷わずに学習を進められるよう。はっきりさせておかなければなりません。
ずばり、英語においてまず取り組むべきは「インプット」です。絶対にインプットです。何がなんでもインプットです。地球の自転が逆回転になったとしてもインプットです。なぜでしょうか?
ここでみなさんに1つ質問です。
「ラテン語」で自己紹介してみてください。
おそらく、この文を読んでいる99.9%の方は一言も出てこなかったのではないでしょうか? ちなみに私が知っているラテン語は「Homo sapiens(ホモサピエンス)」だけです。では、なぜほとんどすべての方が「ラテン語」で自己紹介できなかったのでしょうか? その答えは、火を見るより明らかです。今、みなさんの頭の中にはラテン語の「ラ」の字も入っていないからです。入っていないのに、話せるわけがありません。