大人になって「英語が上達する人」が外さないツボ 結局、重要なのはインプット?アウトプット?

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 英語学習で重要なのは、インプット?アウトプット?(写真:yosan/PIXTA)
「海外旅行で英語を自由自在に操って楽しみたい」「TOEICのスコアをあげて転職したい」「英会話ができるようになれば人生が楽しくなりそう」――英語を学びなおそうとする方には、さまざまな目的があると思います。ところが、英語の学習方法を間違えていて、なかなか英語力を高められずにいる方がたくさんいるようです。ここでは登録者数17万5000人の大人気オンライン塾『スタフリ』のカリスマ英語講師であり、『爆速でやりなおす中学英語』の著者であるダイジュ先生に、英語力を「爆速」で高める方法を伺いました。

「インプットvsアウトプット」論争に終止符!

「英語学習で重要なのはインプットである」「いや、アウトプットだ」……この2つは人によって意見が大きく異なります。でも、学びなおす側からすれば「結局インプットなの? それともアウトプットなの? どっちなの?」と戸惑ってしまいます。

「おいしいのは『きのこの山』なのか、『たけのこの里』なのか」という論争はどっちでもいいですが、「インプットvsアウトプット」論争だけは、迷わずに学習を進められるよう。はっきりさせておかなければなりません。

ずばり、英語においてまず取り組むべきは「インプット」です。絶対にインプットです。何がなんでもインプットです。地球の自転が逆回転になったとしてもインプットです。なぜでしょうか?

ここでみなさんに1つ質問です。

「ラテン語」で自己紹介してみてください。

おそらく、この文を読んでいる99.9%の方は一言も出てこなかったのではないでしょうか? ちなみに私が知っているラテン語は「Homo sapiens(ホモサピエンス)」だけです。では、なぜほとんどすべての方が「ラテン語」で自己紹介できなかったのでしょうか? その答えは、火を見るより明らかです。今、みなさんの頭の中にはラテン語の「ラ」の字も入っていないからです。入っていないのに、話せるわけがありません。

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