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外野の声に耳傾けず「ありのままの私」でいる方法 初対面でハグ、米国人起業家とNHK記者の邂逅

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NHKに入局してすぐ、座右の銘を聞かれてこの言葉を紹介したら、予想に反して、変わり者扱いされたのを覚えています。しばらくレモンちゃんと呼ばれていたことも(笑)いまでは懐かしい思い出です。

人は初めてのことは、成功を見るまで信じられない

ジェイミーがこれまで大切にしてきた言葉があるように、彼女がくれた言葉は私にとってこれからの人生を生きるうえでの道しるべのような、そんな存在になりつつあります。

「外野の声のボリュームを下げ、自分の中にある声のボリュームを上げよう」

「あなたにはできっこないと言う周りの声を自分自身の疑念に変換してはいけない」

そしてもう1つ。

「You are not crazy, you are just first(あなたはクレイジーじゃない、ただ最初なだけだ)」

まだ誰もやったことがないことをしようとすると、周りからクレイジーだと思われてしまう。時には自分をいちばん理解してくれているはずの家族や友人からですら、理解してもらえない。

それでも、自分を信じて、自分が誰より最初にやろうとしているだけだと思えばいい。みんな前例のあることばかりを信じがちで、初めてのことは、実際に成功を収めるのを見届けるまで信じられないのが人間というものなんだ、と。

たとえその分野に詳しそうな専門家が無理だと言ってきても驚いてはいけないよ、だってあなたが最初なんだから、とこの言葉に込めた意味を説明してくれました。

私がジェイミーからもらったエール

私たち記者は、日々、さまざまな出来事と向き合っています。インターネット上で検索すれば誰でも簡単に情報を得られる今、この時代をどう切り取り、ジャーナリズムの視点から何を伝えるのか。

こんなおもしろいこと、すごいことがあった、こんな悲しいことがあった、こんな許せないことがあった。これは大事だと思う出来事を、ほんの数分という限られた時間の中に収まるように、伝えるべきことを凝縮して書いていくのです。

私がいるアメリカ西海岸では日々、新しいサービスやトレンドが次々と生まれています。新しいことが世界で最初に起きる場所にいると言っても過言ではないここでの取材は刺激にあふれ、伝えなければいけないこと、伝えたいことが山ほどあります。

同時に、まだ日本では見たことがない、聞いたことがないものや事象、つまり、前例がないことを「ニュース」として取り上げようとすると、壁にぶつかることも多々あります。

「まるでわからない」、「これはニュースなのか?」といったネガティブな反応に心が折れそうになることも。でも、ジェイミーに出会って思うのです。

Newsである以上、Newなことを、Newな形で伝えようとするのは、ごく自然なことだと。

クレイジーなのではなく、ただ最初なだけだ、そう信じて、自分がこれだ!と思う新しいニュースをどんどん発信していけばいい。私がジェイミーからもらったエールです。

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