信念を信じて常識を突き破る
伊藤あかり(以下、伊藤):ヒオカさんは、『ビリーブイット』のどんなところが印象深かったですか?
ヒオカ:たくさんあります。まず、ジェイミーが、コスメ業界の慣習を変えるところが刺さりました。化粧品のモデルは、すごく痩せていて、お肌はツヤツヤでシミ1つない人ばかりですよね。
最近は、ボディポジティブやルッキズムなどが話題になり、いろんな肌のモデルを使う企業が増えてはきましたが、本書を読んで、「美容業界の慣習を変えよう」と思う人たちの戦いがあったからこそ社会が動き始めたんだと思いました。
特に「女性や少女が繰り返し目にする唯一のモデルの写真が、自分たちとかけ離れていたら、どうやって自分のことを美しいと思えるのだろう?」という言葉は印象に残りました。
自分とはまったく違う体型で、どう考えても肌質の違う人が出ている広告を見たとき、「この化粧品を使ったところで、私はこの人とは違うし、もともと肌もすごく荒れてるし」という気持ちになってしまいます。






        
        
        
      
        
      
          
          
          
          
        
        
        
        
        











