ひと昔前は、ラフな格好が流行っていたが、最近のM-1決勝を見ても、ビシッと衣装を決めているコンビがほとんどだ。
神聖な舞台の上で、派手でなくとも目立つように見せ、目を惹かせる。ベシャリ前の「準備段階」から、すでに勝負は始まっている。
夢を掴んで大金を得るために、まずは心身ともに「覚悟」にも勝る「心構え」を構築しておかなくてはならない。
首里のすけは、全国区になるためには「沖縄のあるあるネタ抜きで、どういう反応があるのかをやっていかないといけない」と考えた。
東京の舞台でどういう空気感をつくっていけば通用するのかは、場数を踏んで体に叩き込むしかない。「そのためにも東京での月一ライブは必須だ」という考えにたどり着いたのだ。
「沖縄から東京に進出している企業さんたちに応援してもらいつつ、僕たちが東京へ出るにあたって、沖縄を応援してくれる人が他にもいると思っています。『チーム沖縄』というひとつの大きなエンタメとして地元にいる沖縄の人、内地にいる沖縄の人、沖縄好きの人に応援してもらいたいです」
「なんくるならない」も「なんくるないさ」もある
実績としては、航空会社JTAと他企業とのコラボで、2021年12月「JTAで行くオリジンお笑いライブin東京」を皮切りに、2022年3月「JTAで行くオリジンお笑いライブin福岡」を開催。次は2023年5月「JTAで行くオリジンお笑いライブin大阪」が決定している。
念願の東京月一ライブはまだ確定段階ではないものの、予定日の往復のチケットと宿はすでに押さえてある。
ある程度見通しがついたら実行あるのみ。「なんくるならない」ときもあれば、「なんくるないさ」もある。
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