100社の株を配当狙いで持つ投資家が明かす流儀 値上がり益アテにするより継続的に収入獲得狙う
高配当株が投資の核
私は現在、約100社の株式に分散投資をしています。
銘柄を選ぶ基準はインカムゲイン、つまり配当です。例えば不動産賃貸業のような、黙っていても自然にお金が入ってくるような仕組みです。
私がインカムゲイン目的の投資に集中している理由の1つに、趣味であり仕事でもある、映画プロデュースの資金を得る手段に適しているから、ということがあります。
そういった投資を続けてきたことによって、私がプロデュースした映画が、ありがたいことに国際映画祭で受賞し、その内1作は、すでに世界各国で配信されています。
今は、3作目・4作目の映画プロデュースを行っているのですが、おかげさまで絶好調です。
私の場合は映画制作ですが、人によって収入の使い道は、子育て資金でも遊びの資金でも良いでしょう。私にとっては、この「インカムゲイン」こそが、投資の核なのです。
そして私の投資手法はどのようなものかと問われれば、「配当などの株主還元に熱心な会社を、安いときに買い、できるだけ長く持ち続ける」ということに尽きます。
このインカムゲイン目的の投資には、他のメリットもあります。
例えば、昨今の円安・株安の状況下において、キャピタルゲイン狙いの投資家の中には、損失を出している方もいらっしゃるようです。
ビジネスの中には、このように円安や景気の波、疫病などの急激な環境変化に左右されて影響を受けてしまうものが少なくありません。投資においても、売買で得られるキャピタルゲインはこのような外的要因で簡単に消え失せてしまうことがあります。
しかし、インカムゲイン狙いの投資であれば、外的環境の変化があったとしても、将来も継続的に収入が得られる見通しが立ちやすいと思うのです。
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