100社の株を配当狙いで持つ投資家が明かす流儀 値上がり益アテにするより継続的に収入獲得狙う
その意味で、コロナで株価を大きく下げた、日本航空(9201)や東日本旅客鉄道(JR東日本/9020)などは私にとってバーゲンセールでした。
(外部配信先では株価チャートなどの画像を全部閲覧できない場合があります。その際は東洋経済オンライン内でお読みください)
今後の社会的ニーズを考えてもいずれ株価が回復する銘柄だと予想し、実際にそれらの株価はある程度戻しました。
海外の株では、世界最大の鉱業会社であるBHPグループ(BHP)のような高配当銘柄が割安の状態になっていましたので、全力買いをしました。
私が生きている間にこういう安定した会社が倒産することはまずないでしょうから、類似する会社も今のうちにたくさん仕込んでおきたいところです。
市場の支配力を持つ銘柄
ディフェンシブ中心といいましたが、前述したようにソフトバンクグループのような成長株にも注目しています。
現在は、ほとんどの銘柄が低迷していますが、いずれ反転すると私は想像しています。底のタイミングは誰にも分かりませんし、基本的に世界はインフレが続くと思います。
ですので、インフレに強い株式を、できるだけ早く、できるだけ多く買い増そうと考えています。
仮に戻りに時間がかかったとしても、私は急ぎません。歴史は繰り返すでしょうから、10年も待てば株価は戻り、十分な利を乗せることができるのではないでしょうか?今後、GAFAM(Google、Amazon、Facebook、Apple、Microsoft)のように市場で圧倒的な支配力を持つ会社が、新たに出てくるでしょう。
私は、そのように市場で圧倒的な支配力を持つ可能性がある会社を、常に探しています。
その際、生存バイアスがかかることを十分に意識しながら行います。これには、私自身が事業を行っていることが、有利に働いていると思います。さて、市場で圧倒的な支配力を持つ会社といえば、国内ではサイバーエージェント(4751)やリクルートホールディングス(6098)などの名前が挙げられるでしょうか。
両社とも現状の株価は低迷していますが、いずれは戻りがあると期待しています。
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