コーヒーを「ブラック」で飲む人が知らない"真実" 酸味を嫌う日本人が多いのには実は深い経緯が…
── あまり酸味は得意じゃなかったんですが、これは美味しいです。
上野:きれいな酸味が出ていると思います。酸味はミルクと相性がいいので、ラテやカプチーノもおすすめです。
── テイスティングで豆ごとの味を覚えていくと、楽しみがぐっと広がっていきますね。
上野:はい。ぜひ、試してみてください。先ほどお話したコーヒーの基礎に加えて、味わいを語れるようになれば、コーヒーを飲む楽しみは一気に広がります。
● テイスティングをして味を言葉で表現できるようになるとコーヒーの楽しみが広がる
ネスプレッソとは?
コーヒーチェリーの栽培から手がけ、鮮度を守るアルミニウム製カプセルに密封された高品質なコーヒーをコーヒーメーカーにセットするだけで、面倒な操作も必要なく誰でも手軽に本格的なコーヒーが楽しめる「ネスプレッソ」。
そのコーヒーシステムは、高圧力で抽出する伝統的なエスプレッソの抽出法を採用した「オリジナル」と、独自の「セントリフュージョン」(遠心力抽出法)を採用した「ヴァーチュオ」の2種。カプセルには豊富なバリエーションがあり、好みやその日の気分に応じてさまざまな味と香りを楽しむことができる。
単一生産国のコーヒー豆のみを使用し、さらにその国の熟練の職人の手仕事による特別な製法を用いた「マスターオリジンズ」シリーズのコーヒーが「オリジナル」向け5種、「ヴァーチュオ」向け4種展開のほか、季節や地域限定、世界の優秀なバリスタたちが生み出すレシピにインスパイアされた「バリスタ クリエーションズ」シリーズなど「オリジナル」向け・「ヴァーチュオ」向け各全30種以上が揃う。この冬は「ピエール・エルメ・パリ」とコラボして共同開発した計6種の数量限定コーヒーが話題。
(文/井上真規子 写真/岸本咲子 編集/森本 泉(LEON.JP))
スイスのローザンヌでホテルマネジメントを学び、国内外のホテルで勤務をした後、2009年にネスプレッソに入社。2012年にネスプレッソ コーヒー アンバサダーが発足と同時に日本のアンバサダーに就任。ネスプレッソ コーヒー アンバサダーは専門的なトレーニングやテストを経て、スイスにあるネスプレッソ本社のコーヒーチームから直々に任命されたメンバー。人々により豊かなコーヒーライフを堪能してもらうために、ネスプレッソのこだわりや楽しみ方を伝える活動をしている。現在は世界で30名。上野さんは日本で唯一のコーヒー アンバサダー。
記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら
印刷ページの表示はログインが必要です。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら