恐怖!「首こり」が引き起こすあらゆる不調 「改善メシ」として推奨される3つの栄養素

✎ 1〜 ✎ 26 ✎ 27 ✎ 28 ✎ 最新
拡大
縮小
首が痛いだけでは、済まされないかもしれません(写真:どかてい♪ / Imasia)

パソコン、スマートフォン、タブレットと、昼夜を問わずデジタルデバイスに触れていることで、首に異常を来たす人口がどんどん増えているようです。特にビジネスパーソンは長時間パソコンやスマホに接している傾向が強く、これが目だけでなく、首にも悪影響を及ぼしているようです。

首は脳に近いため、首が痛くなると頭痛や集中力低下、イライラにつながりやすく、また猫背やポッコリお腹など、体型にまで不調の範囲が広がってしまう可能性があります。あまり意識したことがない人が多いかもしれませんが、普段からできるケアを心掛けましょう。

90%の人は、首に何らかの異常

寝違えたわけではないのに、慢性的に首が痛い、首が回りにくい……。こういった異常を感じていても、肩こりと同じく、放置しているという人は少なくないでしょう。実際、近年の研究では、首に歪みや疲労蓄積がない「正常」な状態にある人は、ほんの10%ほどにとどまると示されています。10人に9人は何かしら首の異常を抱えているということになりますね。

(写真:wavebreakmedia / Imasia)

また、症状がひどくなってくると、頭痛やめまい、うつ気味になるなどの不調を伴う「頚性神経筋症候群(けいせいしんけいきんしょうこうぐん)」、いわゆる「首こり病」へ発展する危険もあります。そして首の異常の原因は、長時間のパソコンやスマホ、携帯ゲームの使用が大半を占めていることもわかっています。

首は本来、姿勢を正した状態で横から見ると、緩やかな前傾カーブを保ちながら重い頭部を支えています。しかし、首を前に突き出してパソコン画面を見たり、スマホ画面を覗き込んだりすると、首の骨がまっすぐに伸びてしまい、首回りや肩の筋肉を硬直させ、平均5~6kgある頭部の重さを支えきれず、異常を来してくるのです。この状態は“ストレートネック”とも呼ばれています。

次ページまだまだある!首こりが引き起こす不調
関連記事
トピックボードAD
ライフの人気記事
トレンドライブラリーAD
連載一覧
連載一覧はこちら
人気の動画
【田内学×後藤達也】新興国化する日本、プロの「新NISA」観
【田内学×後藤達也】新興国化する日本、プロの「新NISA」観
【田内学×後藤達也】激論!日本を底上げする「金融教育」とは
【田内学×後藤達也】激論!日本を底上げする「金融教育」とは
TSUTAYAも大量閉店、CCCに起きている地殻変動
TSUTAYAも大量閉店、CCCに起きている地殻変動
【田内学×後藤達也】株高の今「怪しい経済情報」ここに注意
【田内学×後藤達也】株高の今「怪しい経済情報」ここに注意
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
会員記事アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
トレンドウォッチAD
東洋経済education×ICT