日本一のホストが明かす「面倒な先輩」の対処法 20代前半のときに編み出した「裏技」とは?

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「自分は決してイケメンではない」、そう話すホスト降矢まさきさんは、徹底的な“嫌われない対処法”で日本一に成り上がった(写真:tsubasa_works12)
「優秀な後輩に嫉妬する」はどの世界にもあることですが、年功序列制度から成果主義に変わりつつあるサラリーマンの世界では、その傾向はより強まっています。“面倒な先輩”と対峙することは、時間だけではなく心まで削られかねません。昨年、売上5億2000万円を記録し、“嫉妬の渦”のなかで戦った新宿歌舞伎町のホスト・降矢まさき氏が、書籍『日本一「嫌われない男」の億を売る仕事術』から一部引用・再編集し、面倒な先輩・上司の対処法を明かします。

自分から「鬱陶しいやつ」になる

ホストは、主に売り上げで評価されます。売り上げを伸ばすほど、役職は上がり、それに伴ってお店の運営や経営に関わる仕事も任されるようになります。僕も26歳でホストになり、業界では“遅咲き”の部類ながら、昨年32歳で売上5億2000万円の日本記録を達成し、名実ともに日本一のホストになりました。現在はキャストだけではなく、3つの店舗のプロデューサーでもあります。トップホストたる者、お客様とだけでなく、お店のキャスト、つまり同僚、先輩・後輩とも、上手に付き合っていかなければなりません。

会社員の皆さまが、少なからず頭を抱えている面倒な上司との付き合い方に関しては、僕はホストになる前の20代前半のときに編み出した「裏技」が参考になるかもしれません。

当時の僕は、建築会社を経営していました。従業員が10人ほどと小規模でしたが、自分より2回り以上離れた40代、50代の部下を束ねていかなければなりません。しかも、みんな一くせも二くせもある。当然、僕とは相性の合わない先輩たちもいました。

そんな面倒な先輩のいなし方は、自分が鬱陶しいヤツになるのがもっとも手っ取り早い。

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