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「ひとり広報」業務が膨大で大変なこれだけの理由 「頑張っているのに成果が出ない」人の解決策

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  • 小野 茜 株式会社EAT UNIQUE代表・広報パーソン
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じつは広報活動でやるべきことは、大きく分けて2つだけだと考えています。それは「情報を整えて価値をつけること」と、「その価値を伝達すること」です。

「情報を整えて価値をつけること」は、会社の概要資料(ファクトシートなどとも呼ばれます)、プレスリリース、企画書の作成のほか、作成に必要な情報を社内から吸い上げて整理したり、情報発信の方向性をすり合わせるために会議したりといった業務です。

「価値の伝達」は、実際にプレスリリースを配信したり、メディアの担当者やテレビ局・出版社に作成した企画書やサンプル品を送付したり。ほかにも、新商品発表会のようなリアルイベント、メディアとの会食、キャラバンなどの業務や、メディアに露出できたことを社内に周知したり、露出したウェブメディアをオウンドメディアで拡散したりすることも「価値の伝達」に含まれます。

「2つだけでいいのか」なんて思われそうですが、よく考えてみると、これらをバランスよくこなすことは簡単ではありません。実際に散見されるのは、次のような実態です。

・情報発信自体が目的化し、伝達(理解してもらう)まで考えが及ばない
・情報は整えても、価値化することまで考えが及ばず相手に響かない
・価値ある情報に仕立てられても、伝達方法がわからない
・自社が伝えたいことと、相手が欲している情報にミスマッチがある

案外2つのポイントをバランスよく考慮し、行動することは簡単ではないのです。

「どこまでやるか」を決める

次は、「どこまでやるか」についてです。

さまざまな基準の設け方がありますが、わかりやすいのは時間で区切る方法です。残業時間も含めて、広報として週に何時間稼働するか上限を決めておくと、精神的にも体力的にもリカバリーする時間ができ、結果的に生産性が上がります。

しかし、リリースが増える時期やイベント前など、稼働が増えるタイミングもあるでしょう。あるいは取材や撮影がたて込めば、拘束時間が増え、本来取り掛かるべき仕事が後回しになることもあります。その場合は、週単位ではなく月単位で調整を試みるなどの柔軟性を持ち、忙殺されないように意識を保つことが大切です。

ひとり広報の場合、日々の業務進捗の管理も自分で行うケースが多いでしょう。責任感が強い人ほど働きすぎる傾向があるので、自らの体力、精神力を考慮し、上限を意識・管理することはパフォーマンスを維持するためにも大切です。

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