初心者でも「1人ラン」満喫できる音楽選びのコツ イヤホンを使うときは安全なコースを選ぼう

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特に、公園の周回コースなど変わらない景色の中をただのんびり走るときは、ある程度の時間で確実に「飽き」の時間がやってきます。

飽きたときにもランニングガジェットは役に立ちます。スマホは手のひらに収まるパソコン。ニュースも映画もテレビもメールもSNSもなんでも可能です。暇つぶしにスマホをいじるのは電車の中でよくみる光景ですよね。ところが、走りながらスマホの画面をみることは難しいですし、そもそも危険です。

ランニングと相性がいいのは音楽

ランニング中に得ることが可能なのは耳からの情報のみです。たとえば、ラジオを聞く、ポッドキャストを聞くなどで暇つぶしができます。流行りのオーディオブックもベストセラー作品のラインアップが増え、サブスクリプション(定額購読)契約できるのでランニングのお供にいいかもしれません。

でも、ランニングと一番相性がいいのはやはり音楽だと思います。

読者のみなさんはどんな時に音楽を聞きますか?

ちなみに、筆者のお気に入りは、朝食後にリビングルームでほっと一息をついているときに、リクライニングソファでコーヒーを飲みながら聞くクラシック音楽。そして、入浴後に同じソファでお酒を飲みながら聞くジャズやボサノヴァです。

お気に入りのジャンルや音楽は世代によっても違いますが、自分だけの大切な時間にリラックスしたりノスタルジーに浸りたいときなどのBGMは欠かせないアイテムだと思います。

もちろん、1人でゆっくり走るときはほぼ音楽を聞いています。ランニングのとき、クラッシックやジャズやボサノヴァを選ぶことはあまりありません。どちらかといえば、スローテンポなものよりハイテンポで元気が出る音楽が聞きたくなります。

そして筆者が走るときの音楽選びで大切にしているのは「リズム」です。

音楽はメロディ、リズム、ハーモニーという3つの要素で構成されています。さらに歌詞が入ると世界観や情景などのストーリーが膨らみます。

メロディとハーモニーは音楽の雰囲気を作るので、走るモチベーションをあげる要素になると思います。また、走っているときの気分と歌詞がマッチすれば思わず感情が高ぶって頑張れることもあります。

そして、リズムは、ランニング中に聞く音楽のリズムによって「走りやすい」、または「走りにくい」というランニングのパフォーマンスを左右します。もう少し詳しく説明します。

人間が走っているスピード(ペース)はストライド(歩幅)とピッチ(1分間あたりの歩数)という2つの要素で成り立っています。つまり、ストライドが大きくピッチが速いほうがより速く走れます。そして、どちらの要素も変化が激しいより安定しているほうが楽に走ることができます。

ストライドは1メートル未満から身長以上までかなりの幅がありますが、ピッチにはある程度の法則があります(囲みを参照)。音楽のリズムにはBPM(beats per minute:1分間のビート)という単位がありますので、走るときのピッチもBPM(1分間の歩数)として説明します。

ごくゆっくり走っているとき 160~170BPM
安定したジョギングのとき  175BPM前後
少し頑張って走るとき    180~190BPM
ハイピッチで走るとき    190BPM~
次ページ音楽とランニングとの関係
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