「1日1万歩で健康になる」は大きなウソだった 15年にわたる研究で"黄金律"が明らかに
なぜ、ウォーキングで病気になるのか?
「毎日1万歩は歩いているから大丈夫です!」
「毎朝、犬の散歩を日課にしています」
「歩くだけじゃ物足りなくて、ランニングも始めました」
「ウォーキング」を生活に取り入れている人はとても多いようです。
人は、いったい何のために歩いたり、運動したりしているのでしょうか?すべての方に共通している目的が、ひとつあります。それは「健康」のためです。
しかし、これまで健康によいと信じてきた歩き方が、実は「健康を害するもの」であったら、あなたはどう思いますか?
私がみなさんにお伝えしたいことがあります。まず「1日1万歩」を目指す、という考えをやめていただきたい、ということです。
歩数はひとつの目安にはなりますが、歩数「だけ」を信じて、一喜一憂していては、健康長寿という点では、間違った運動になってしまうからです。
私は長年、生涯を通しての健康づくりの研究に携わってきました。
群馬県中之条町に住む65 歳以上の全住民5000人にモニターとなっていただき、1日24時間365日の生活行動データを15年にわたって収集・分析し、身体活動と病気予防の関係について調査してきました。その結果、「誰もが健康であり続けられる歩き方」が存在することがわかったのです。
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