「1日1万歩で健康になる」は大きなウソだった

15年にわたる研究で"黄金律"が明らかに

1つの大きな目安は、2カ月です。

なぜなら、2カ月であなたの「長寿遺伝子」にスイッチが入るからです。

長寿遺伝子の力

長寿遺伝子とは、体内で細胞の損傷を防いだり、エネルギー生産に影響を与えたりしている「サーチュイン(Sirtuin)」という酵素をつくるはたらきをもった遺伝子のことです。

2003年、アメリカのマサチューセッツ工科大学のレオナルド・ガレンテ博士が、酵母の長寿遺伝子「Sir2」(サーツー)を発見しました。その後の研究によって、人間には「Sirt1〜7」までの7種類が存在することがわかっています。

長寿遺伝子は、誰もがもっている遺伝子であるにもかかわらず、普段は眠っていて、いつどのようにすれば活性化するのかまでは解明されていませんでした。ところが、その後もさらに研究が進められた結果、2012年にスウェーデンのカロリンスカ研究所によって「1日20分程度の中強度の運動を2カ月続けることで、長寿遺伝子のスイッチが入る」ことが証明されたのです。

ちなみに、「8000歩/20分」の生活を中断してしまうと、長寿遺伝子はどうなるのでしょうか? 

2カ月間ほど休むと、長寿遺伝子は残念ながら再び眠りに就いてしまいます。ですから、あなたの体内で眠っている長寿遺伝子を目覚めさせ、そして常に活性化させておくためにも、「8000歩/20分」のウォーキング生活を毎日続けてほしいのです。

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