環境にも優しく使う「生理用品」との付き合い方 オーストラリア発の生理ブックから考える

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環境に配慮しながらどう生理用品を使えばよいのでしょうか (写真:プラナ / PIXTA)
女性にとって生理用品は日常生活にかかせないもの。でも使いすぎると、環境破壊につながるのでは……?? そんな疑問に、答えてくれるのはオーストラリアの人気MCのユミ・スタインズと医師のメリッサ・カン。本国でも大ヒットした『こんにちは! 生理 生理と仲よくなるために大切なこと』を一部抜粋・再構成してご紹介します。

使い捨て生理用品との上手なつきあい方

ふつうに売られている使い捨てナプキンやタンポン(たいてい、ビニールで包装されてます)は、1度使ったら、焼却か、埋められるかなどして処分されます。それって、環境に優しいとはいえません。

でも生理のせいで環境破壊をしているんじゃないかと罪悪感を持ってしまうより、今は、いったん自分を甘やかして。

自分のからだの主人公になって、生理のことがなんでもわかるようになったら考えてみて。どうしたら、私たちは環境に配慮できるでしょう?

タンポン

たいていのタンポンは、コットンか、合成レーヨン、またはその両方の組み合わせで作られています。環境に配慮する最初のステップとして、まず本体がオーガニックコットン使用のタンポンを使ってみましょう。何で作られているのかわからないタンポンを使うより、環境に負担をかけません。

100%オーガニックコットンが使われているタンポンでも、完全に土で分解されるには100年かかります。ただ、タンポンを包装しているビニールの袋は分解されるのには何百年もかかってしまいます。

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