「社会人の学び方」について、5つのポイントを紹介してきました。大切なのは、これらのポイントを念頭において、「自分に適した勉強の仕方」を選び、見つけ、実践することです。
たんに「知って終わり」ではなく、「始め、実践する」ことが重要です。
社会人の学びは「独学」です。この場合の「独学」とは「主体的な学び」であり、「Why(=なぜ学ぶのか)」「What(=何を学ぶのか)」、そして「How(=いかに学ぶか)」の3つの要素から構成されます。
変化の激しい現代において、「How(=いかに学ぶか)」を吟味し、変えていかなくては、この変化に対応できません。たくさんある「学び方」の中から「どのような方法で学ぶか」を選択するかが非常に重要になるのです。
独学で「人生資産を増やせるか」が分岐点になる
先日の記事「35歳過ぎて『全然学ばない人、独学する人』の大差」でも解説したように、とくに35歳を過ぎると、「自ら独学する人」と「学ばない人」では、キャリアだけでなく「人生の豊かさ」まで大きな差がついてきます。
「独学」を通して、これまで培ってきた「人生資本への再投資」ができれば、「知識やスキルの引き出しを増やし」「多様な人たちとの関係を構築できる」といった「ミドル、シニア層ならではの資産」を増やすことができ、今後の人生は、ますます豊かなものになるでしょう。
【1】「学びの序列」にとらわれない
【2】「社会常識」や「人からの教え」を受動的に受け入れない
【3】「正解主義」ではなく「自論主義」の資格や教育課程を選ぶ
【4】「経験からの学び」が「過度な一般化」になっていないか注意する
【5】同じ人とばかりつるまずに「越境学習」で刺激を受ける
学び方を意識することで大きく伸びるケースもあれば、逆に学びが機能しないというケースもあるのです。
ぜひみなさんも「この5つの注意点」に気をつけながら「自分に合った方法」で独学を始め、「ミドル以降の仕事と人生」の両方を豊かにしていってほしいと思います。
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