「社会人の学び」には「学生時代と異なるコツ」がある
学生時代、「ちょっとした勉強法のコツで大きく成績が伸びた」という経験をした人もいるのではないでしょうか。
「社会人の学び」も同様です。「学び方」次第で、「大きく伸びる人」「伸び悩む人」が出てきます。
ただし、「社会人の学び」を伸ばすためには、「学生時代の勉強とは違うコツ」があります。
たとえば、最近、企業や組織などで、「創発=個々人の能力や発想を組み合わせて創造的な成果に結びつける取り組み」という概念が注目されるようになっています。
この「創発」を生み出す場として、重要なのが「ヨコの学び合い」です。
「組織の境界」を越えて外に出て行き、「多様な引き出し」を持った者同士が集まる「ヨコ」で学び合い、互いに刺激を得ながら「創発」していくのです。
上下関係の中で下が上に学ぶ「タテ型OJT」が次第に機能不全になってきたことから、「ヨコの学び合い」による「創発型」の職場学習を重視する企業も出はじめています。
従来どおりの「タテ型OJT」で学ぶ人と、「ヨコの学び合いによる創発型」で学ぶ人では、その成果が大きく変わってくるでしょう。
学生時代よりも、学び方によって大きな差がつくのが「社会人の学び」です。ほかにも、社会人が学ぶ際に大事なポイントがいくつかあります。
次のページからは「社会人の学びで差がつく5大注意点」について、解説していきます。
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