「やりたいことが見つからない」人の残念な思考 「やりたいこと探し」に時間を浪費する本末転倒

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「やりたいこと探し」は軽く考えたほうがうまくいくことも(写真:metamorwork/PIXTA)
「自分が本当にやりたいことを仕事にしたい」思っても、なかなかそう簡単には見つからないもの。それは、“やりたいこと”の定義が漠然としているからかもしれません。簡単にやりたいことを見つけるにはどうすればよいか、『自分だけの強みが遊ぶように見つかる 適職の地図 (土谷 愛/著)』より一部抜粋・編集してお届けします 。

「やりたいこと」は軽やかに捉えよう

若くしてキャリアアップすることや、転職や副業が当たり前になりつつあるなど、キャリアの選択肢が広がった昨今、「自分が本当にやりたいこと」を見つけたい! と思う人はとても増えています。

しかし、いざ「やりたいこと」を見つけようと思っても、実際にはなかなか見つからない……という人が多いのではないでしょうか。それはなぜかと言うと、「やりたいこと」の定義が漠然としている人が多いから。

たとえば、一般的に「やりたいこと」のイメージと言えば、

・自分が好きで、長い期間ずっと続けられそうなこと

・社会的に素晴らしいと認められるようなこと

・自分が熱中できてお金になりそうな仕事

といったものが多いでしょう。

しかし、これでは「やりたいこと」を見つけるハードルが高すぎるがあまり、「やりたいこと探し」ばかりに働き盛りの貴重な人生の時間を費やしてしまうのではないでしょうか。

本来は「やりたいこと」をするために人生の時間を使いたいはずが、「やりたいこと探し」のほうに時間をかけてしまうのは本末転倒というものです。

そこで、これからは、「やりたいこと」をもっと軽やかに捉えてみてください。そうすれば「やりたいこと」はいくつも浮かんでくるはずなので、人生で「やりたいことをする楽しい時間」を長くできます。

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