「やりたいことが見つからない」人の残念な思考 「やりたいこと探し」に時間を浪費する本末転倒

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最終的に理想のエンディングにたどり着くために、さまざまあるゲームステージの中から、好きなステージを選んで遊び始める、といったイメージです。

そのステージを1つひとつクリアして、最後にすべてクリアした暁には、理想のエンディングにたどり着くというわけです。

『自分だけの強みが遊ぶように見つかる 適職の地図』P.73より

「やりたいこと探し」3つの鉄則

ここで、「やりたいこと」を見つけるための3つの鉄則をお伝えします。

鉄則①「やりたいこと」は、大小あってもOK!

鉄則②「やりたいこと」は、途中で変わってもOK!

鉄則③「やりたいこと」は、いくつあってもOK!

みなさんの「やりたいこと」のイメージから外れている鉄則もあるかもしれません。

でも、これを知っておくだけで、あなたの「やりたいこと探し」のハードルを高くしている原因がわかり、モヤモヤがきれいさっぱりなくなった状態になるでしょう。

●鉄則①「やりたいこと」は、大小あってもOK!

一般的にはよく「やりたいこと」=天職や使命のようなもの、と捉えられがちです。一生のライフワークのような、少々重いイメージがついているような気がしますね。

ですが、そのイメージに縛られすぎて「自分の中で天職が見つかってからでないと何も行動しない」という状態になってしまうと、当然、目の前の人生は何も変わることなく、ただ時間だけが過ぎていってしまいます。それはあまりにももったいないことですよね。

だからこそ、「やりたいこと」は大小あってもOKなんだ、と気軽に捉えてみましょう。

どんなささいなことでも「理想の未来」にちょっと近づきそう! と感じるものであれば、それはれっきとしたあなたの「やりたいこと」です。人に誇れることでなくても構いません。

たとえば「北欧風の家に住む」という理想の未来のために、「給料のよい会社へ転職する」という大きな「やりたいこと」だけを大事にするのではなく、「100円ショップで北欧風の雑貨をそろえてみる」「1日だけ単発のアルバイトをしてみる」のように小さな小さな「やりたいこと」も、同じくらい大事にしてみましょう。

たとえ1つひとつがどんなに小さくても、「理想の未来につながること」を積み重ねていけば、今より「理想の未来」が遠ざかっていくことはありません。少なくとも「理想の未来」の実現に近づいてはいるのです。そう考えると、「行動するかしないか」に迷う時間がぐっと減るのではないでしょうか。

大きいからいい、小さいことはダメ、と思いすぎずに、「自分の未来がもっとよくなりそうだ!」と感じることにはどんどんチャレンジしていきましょう。

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