ジャパネットの秘密、「お絵描き話法」とは? 聞き手の共感を呼ぶために必要なこと

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コミュニケーションは、受け手に「価値あるもの」と認めてもらうことで、初めて受け入れてもらえる。自分の言葉を「相手にとって価値あるもの」するために、受け手の心のキャンバスにわかりやすい絵を描いてあげる「お絵描き話法」は絶大な効果を発揮する。ぜひ、お試しあれ!

さて、今回の「黄金則」は高田さんの名言集から見えてくる3つのコミュニケーションノウハウを筆者の独断でまとめてみた。

ジャパネットの黄金則

① 一番大事なのは「感動を伝えること」

自分自身が心から感動したことを、情熱をもって伝え、思いを共有することで、コミュニケーションの質はぐっと深まる。

② お客様にわかりやすくメッセージを伝えるには、言葉以外のさまざまなノウハウも重要

高田さんは、商品の展示のしかたや、説明する人の目の位置にカメラのレンズがあるか、といったことも意識したという。「見せ方」もコミュニケーションの重要な要素なのだ。

③ 大事なことは何度でも伝える

本当に伝えたいことは何回か繰り返す。ただし、なるべく短い言葉で、しつこいと思われない程度に。

※本連載は隔週火曜日に掲載します。

岡本 純子 コミュニケーション戦略研究家・コミュ力伝道師

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おかもと じゅんこ / Junko Okamoto

「伝説の家庭教師」と呼ばれるエグゼクティブ・スピーチコーチ&コミュニケーション・ストラテジスト。株式会社グローコム代表取締役社長。早稲田大学政経学部卒業。英ケンブリッジ大学国際関係学修士。米MIT比較メディア学元客員研究員。日本を代表する大企業や外資系のリーダー、官僚・政治家など、「トップエリートを対象としたプレゼン・スピーチ等のプライベートコーチング」に携わる。その「劇的な話し方の改善ぶり」と実績から「伝説の家庭教師」と呼ばれる。2022年、次世代リーダーのコミュ力養成を目的とした「世界最高の話し方の学校」を開校。その飛躍的な効果が話題を呼び、早くも「行列のできる学校」となっている。

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