ムーギー:ありがとうございます。
国際性や分野横断的な教育は、正直これを掲げていない教育機関はないのではというくらい、どこも掲げていますが、80カ国から学生が集まる御校では実践のレベルが違いますよね。
教育の基本として最も大切なのは、3つめの一人ひとりの学生さんが持っている「多様な興味分野を伸ばしてあげる」ということだと思います。
御校は必要性の面で合理的なカリキュラム構成になっていますが、ほかにどのようなことを重視していますか?
「2つのこと」を非常に重視している
マギー学長:「アントレプレナーシップ」と「サステイナビリティ」を非常に重視しています。
そのうえで、私たちはカリキュラム構成に細心の注意を払っています。どれもが「複雑なグローバルイシュー」を解決するうえで重要な学問です。
ミネルバの学生は入学時点で突出した学力を持っている生徒が多いのですが、彼ら彼女らの「得意分野」だけでなく「幅広い教養」を徹底的に履修するので、学生間の議論が行われるときも共通の言語で議論することができ、よりイノベーションが生まれやすくなるのです。
また、通常の大学のように一方的な講義スタイルをとるのではなく、「アクティブラーニング形式」で「実践的な知」になるよう、さまざまな工夫がなされています。
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