子どもが勉強に向かう「10秒アクション」の威力 「まず動く」ことでやる気は後からついてくる
計画を立てる際は、細かくスケジューリングしすぎないことも大切です。ざっくりした時間割を作りましょう。
具体的には次のように休日を5分割し、それぞれの時間帯に合ったタスクを割り振っていきます。
②午前中
③15時まで
④夕食の時間まで
⑤就寝まで
この時間割のポイントは、その時間内に「すべきことを事細かに決める」のではなく、「最低限したいことを決めておく」ことです。やることが終わったら残った時間で、プラスアルファのスケジュールをこなします。「自分はどの時間に集中しやすいか」といったことも考えつつ、それぞれのお子さんに合ったプランを一緒に立てていきましょう。
こうして計画を立てても、「今日は計画通りにできなかった」ということが続くと、やはりモチベーションの低下につながります。それを防ぐために、想定外を織り込んだプランを複数用意しておきましょう。
宿題の例で言えば、
「プランA:土曜日の日中にやる」
「プランB:(土曜日の日中にできない場合を想定して)土曜日の夜中にやる」
「プランC :(土曜日が丸々使えない場合を想定して)日曜日の朝5時に起きてやる」
「プランD:(全てのプランが崩れた場合を想定して)日曜日の15時以降は、絶対に予定を入れない」
といった具合です。
このように、あらかじめ複数のプランを立てておくことで、想定外のことが起きても「予定通り」に事を運ぶことができます。
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