睡眠を整えることで、脳のパフォーマンスは大きく変わります。ですから、たとえ大事なプレゼンテーションや試験の前でも、一夜漬けは逆効果。脳をしっかり働かせるためにも、しっかり睡眠をとりましょう。
食事に無頓着
日々の勉強や仕事で、自身の能力を十分に発揮していくために大切なポイントの3つめは、「食事のしかた」です。勉強の達人たちは、食事のしかたによって認知機能——理解力や判断力が大きく変わると述べていました。
では、認知機能を高めるには、どういう食事をとるといいのでしょうか?
・炭水化物を摂取しすぎない
炭水化物(ラーメン、パン、うどん、お米など)の摂取量が多いと眠気につながります。
・コーヒーを飲む
コーヒーに限らず、日本茶や紅茶など、カフェインの含まれた飲み物を摂ると、疲労感が軽減したり、集中力が高くなります。
・地中海食で集中力を上げる
地中海食とは、イタリア、ギリシャ、スペインなど、地中海沿岸の伝統的な食文化のこと。フルーツ、野菜、全粒粉、豆類、ジャガイモ、ナッツ、オリーブオイル、魚が豊富。地中海食を徹底するほど、脳機能が向上するという研究結果があります。
・お酒を飲みすぎない
アルコールを摂取しすぎると、脳の神経細胞にダメージを与えてしまいます。
・オメガ3脂肪酸を摂る
「オメガ3脂肪酸」(DHA、EPA、ALAなど)は、脳の認知機能に効果があり、「記憶力が改善する」という報告例もあります。DHA・EPAは青魚に、ALAは亜麻仁油や大豆油、くるみなどに含まれます。
習慣が変われば、能力の発揮のされ方も変わります。
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