夏休みの宿題、課題レポート、提出書類……やるべきことはすぐにやればいいのに、手をつけないまま期限ギリギリになって焦った、ということはありませんか? 試験日が決まっているのに、ギリギリになるまで身が入らない。そんな経験がある方も多いでしょう。どうずれば、余裕をもって取り組むことができるのでしょうか?
『「勉強法のベストセラー100冊」のポイントを1冊にまとめてみた。』の著者の1人、藤吉豊さんが、「やるべきことをすぐやるコツ」を解説します。
そもそもなぜ、「ギリギリになるまでできない」のか?
やるべきことは、なるべくはやく手をつけて、余裕をもって終わらせたい。
そう思う人は多いと思います。しかし「言うは易し、行うは難し」で、実行しようとすると難しい。
「今度こそ、早めに手をつけて余裕をもってやろう」と決意してもけっきょく……なんて経験がある方も少なくないと思います。
今回、100人以上の「学びの達人」たちが書いたベストセラーを精読した結果、勉強を計画的に進めていくコツがあることがわかりました。
「勉強するぞ」と決意しても、モチベーションが高いのは最初だけ。けっきょく勉強が続かない、といったことは、忙しい中で勉強している人の多くが抱えている悩みのようです。
なぜ、私たちはギリギリになるまで本気になれないのでしょう。そしてなぜ、最初は高かったはずのモチベーションがいつの間にか下がってしまうのでしょうか。
勉強法のベストセラーには、その要因として、いくつかの要素が紹介されていました。それをまとめると次の3つが挙げられます。
・目標や締め切りが不明瞭
・目標が遠すぎる
・期限が曖昧で本気になれない
・目標が遠すぎる
・期限が曖昧で本気になれない
ここからは、この3つへの対処法を考えていきます。
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