日本の家族が「コロナ自宅療養」で陥る壮絶事態 3割で「濃厚接触者」が食料や日用品の買い出し

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ケアのもっとも中心的役割を担った人が苦労したことを尋ねた(図4)。「自分が感染することを心配した」「自分も感染した」「精神的に疲労した」「身体的に疲労した」などが多くあがった。

(注)合計が100%を超えているのは、複数回答が可能だから。以下の図も同様。

しかもこれらのすべてを女性のほうが男性よりも高い割合で選んでいる。より接触度の高いケアを女性がしているのかもしれない。家事についてよく言われるように、男性に比べて女性のほうがすべきだと気がつく作業が多いこともあるだろう。「登校・登園できない子どもの世話も重なった」も女性がより負担に感じている点だ。

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