ケアのもっとも中心的役割を担った人が苦労したことを尋ねた(図4)。「自分が感染することを心配した」「自分も感染した」「精神的に疲労した」「身体的に疲労した」などが多くあがった。
しかもこれらのすべてを女性のほうが男性よりも高い割合で選んでいる。より接触度の高いケアを女性がしているのかもしれない。家事についてよく言われるように、男性に比べて女性のほうがすべきだと気がつく作業が多いこともあるだろう。「登校・登園できない子どもの世話も重なった」も女性がより負担に感じている点だ。
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