同居の世帯員数が増加するほど、世帯内感染を防ぐ、つまり感染者を1人に抑えるのは難しい(図1)。
感染の順序を見ると、1番目は男性、2番目は女性が多い(図2)。もちろん外で感染した人を責めるわけではないが、少なくとも調査時点までは、男性がウイルスを家に持ち帰り、それを女性にうつしてしまうパターンが多かったようだ。
家族のケアをした女性は男性の「倍以上」
自宅療養者の「看病や身の回りの世話」(以下ではケアと呼ぼう)のもっとも中心的役割を担ったのは、女性が男性の倍以上だ(図3)。自宅療養者のケアをしながら感染を防ぐのは難しいだろう。
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