実録!メタバースビジネスのメリットと課題 メタバースの特性を生かすサービスなのかが鍵

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②イベント型(BtoC/BtoB)

代表的なものは、メタバース上で開催される世界最大級のVRイベント『バーチャルマーケット』。

アーティストによるライブがあったり、協賛企業の店舗ではアバター店員の接客があったりと、メタバース上のフェス、万博のようなイメージだ。

③オフィス型(BtoB)

コロナ禍でリモートワークが普及したことで、オフィス空間をオンラインで再現するニーズが生まれた。その需要を満たすサービスとして開発されたのが、メタバース上にオフィスを作れる『oVice』。

話したい人に自分のアイコンを移動させて近づけると、その場で会話をすることができる。実際のオフィスにいるかのように、メンバー同士がコミュニケーションを取ることができるのが特徴だ。

メタバース観光や社員研修も

④観光型(BtoB)

コロナ禍における「旅行に行きたいけど行けない」という課題を、「メタバース観光」によって解決しようというビジネスモデル。

エイチ・アイ・エス(HIS)では手ごろな価格で体験できる、1000以上のオンライン体験ツアーを提供している。

⑤教育型

メタバース上でアバターでの接客研修を実施する事例もいくつか出てきている。

また上記の取り組みとは多少異なるが、7月21日に発表された中高生や社会人向けのイベントを開く『東大メタバース工学部』も、この分野の取り組みの1つだ。

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