圧迫面接という非常に精神的に負荷のかかる面接で受けたストレスを、いま家にあるその企業の商品をフリマアプリで売り払って、自分の目の前から全部消してしまおうという、斬新かつ今どきの発散法を詠んだ作品である。
無形商材しかない応募先企業の場合はどう対処するのか、作者の考えをぜひ聞いてみたい。その斬新な発想や機転を生かし、これからもさまざまなストレスに立ち向かっていただきたいものである。
どんな気持ちで詠んだのか
昨年は、入選作14作品中、神奈川県(4人)と北海道(3人)の作者だけで半数を占め、最も学生数が多い東京都の作者は1人だけだったが、今年は2人が入選した。
今年、入選者が最も多かったのは埼玉県の3人で、東京都を除くその他の府県は1人ずつと、宮城県から広島県まで幅広い地区から入選者が生まれる結果となった。来年も全国からの応募を期待したい。
さて、HR総研のオフィシャルページでは、「2023年卒 就活川柳・短歌」の全入選作品について、作者の思いを踏まえての寸評・解説も掲載している。それぞれの作者がどんな気持ちでこの川柳や短歌を詠んだのか、ぜひご覧いただきたい。次回は、採用担当者による「2023年卒 採用川柳・短歌」を紹介する。
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