「住みよさランキング2022」関東&北海道・東北編 まちの強みをグラフを用いて視覚的に解説

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北海道・東北ブロックの上位は、天童市、盛岡市、会津若松市。住みよさランキングでは、気象庁発表の「平年値※」データを用いているが、今回はその気象データの更新があった。北日本では、「月平均最高気温の最高値」(つまり、日々の最高気温を月ごとに平均した値)の上昇はあまりみられない一方で、「月平均最低気温の最低値」は平均0.4度程度上昇した。

15位にランクインしている名寄市は、全国で最も低い「月平均最低気温の最低」をもち(※)、その数値は零下14.6℃である。しかしながら、前回の平年値データ(1981~2010年基準)と比べると、1.2℃も上昇しているのである。気温の上昇を裏付けるようなデータであり、興味深い。

※なお、住みよさランキングの算出に用いた「安心度」「利便度」「快適度」「富裕度」の各カテゴリや、算出基準となっている各指標の詳細は「『住みよさランキング2022』全国総合トップ50」で説明している。
※グラフの上から、各ブロックの1位〜20位となっている。
※表は、各自治体の各カテゴリ偏差値を合計し、100とした。それぞれのカテゴリの占める割合をパーセンテージで表示している。
※「平年値」データとは、気象庁の説明によれば「西暦年の1の位が1の年から数えて、連続する30年間について算出した累年平均値」のこと。前回までは1981~2010年のデータを利用しており、今回は1991~2020年のデータに更新した。
※「平年値」データは、各自治体の役所所在地を含むメッシュのデータを利用している。
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