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キャリア・教育

大人の都合や気分で子どもに接する「親の末路」 どんなときも「一貫した態度」でいることが大切

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  • 奥田 健次 専門行動療法士、臨床心理士
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そもそもそれができないお母さんもたくさんいますが、子どもに向き合おうとする人もいるにはいます。しかし、疲れていたり、ほかのことに気をとられて頭がいっぱいのときは、とたんに子どもに向き合うのが面倒になり、適当にあしらったり、自分がラクなほうへ流れてしまうのです。

このように、いつも大人の都合や気分が、行動、判断の基準になってしまっている親が多いのは、じつに嘆かわしいことです。

子どもの行動を否定しなければいけない局面もある

そして、私が言うムードとは、親の気分や感情だけではありません。世間に漂う風潮や論調も含みます。

「ストレスになることは避けたほうがいい」

「子どもの主張はつねに信じてやるべきだ」

「子どもをぜったいに否定してはいけない」

こうしたまちがった考えを信じている親がたくさんいます。

テレビにでているコメンテーターや雑誌などの情報を聞きかじり、真に受けているのです。そういう情報に触れるたびに、子どもの行動を否定してあげなければいけない局面なのに、「否定しちゃうと、ストレスになるのかな?」

などと、妥協する思いが芽ばえて、揺れます。おろかなことです。

なぜそうなってしまうのか。答えはかんたんです。その親に、その家庭に、子育てに関する原理・原則[=プリンシプル]がないからです。

子どもと対決するとき、親は金太郎飴のように、どこを切っても同じでなくてはいけないのです。それも、ゆがんだ顔の金太郎ではなく、りりしい顔の金太郎です。

いつどんなときも、都合や気分にも、世間の風潮にも惑わされず、一貫した態度で子どもに接すること。親に求められるのは、「これだけはわが家の決めごとにしよう」という「ルール」を決め、守る態度です。

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【大切なのはわが家のルール】

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