長生きしたいなら「避けたほうがいい」身近な食材 砂糖を減らすことは腸内環境を整えるのに最善
腸をダメにする食材
基本的に断定はしたくないのだが、以下の食品は腸内の悪玉菌の主な栄養源となるため、できるだけ避けた方がいい。こうした食品をうっかり食べてしまっても大丈夫。悪玉菌を追い出して、善玉菌を増やせるような食事をするよう心がければいい。どの食品が悪玉菌の好物か、つまり寿命を縮める最悪の食品かを思い出すために、ときどきこのリストを見返そう(本稿ではリストの一部を紹介します)。
ブドウ糖、果糖、ショ糖など、単純糖質はどれも、腸や皮膚などあらゆる場所にいる悪い細菌の一番の餌となる。果物に含まれる糖(果糖)もここに含まれる。
私たちはもともと、1年を通して果物を食べていたわけではなかった。グローバル化以前は、甘いものを手軽に楽しめるのは夏から秋だけだった。冬の退行期に備えて果物で体重を増やし、脂肪を蓄える必要があったからだ。
だが、今の私たちは常夏のような状態で生活しており、果物や甘いお菓子、天然の砂糖や人工甘味料などがいつでも手に入る。これこそが肥満を蔓延させる要因だ。ここまで読んできた方なら、腸に住む悪い細菌が肥満の原因だとわかっているだろう。
悪玉菌は糖が大好きだし、がん細胞も糖を好む。だから、最初はつらいかもしれないが、砂糖を減らすことは悪玉菌を追い出し、腸内環境を整えるのに最善の方法なのだ。食卓に置く砂糖やお菓子、明らかに糖質の塊のようなもの、以下に挙げる高糖質の果物は、旬の時期を除いては避けよう。
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