仕事で存在価値を高める「自分の強み」の見つけ方 得意なことは「これまでの行動」に隠されている
厚生労働省によれば、日本人の平均寿命は1990年には女性81.9歳、男性75.9歳だったのが、2020年には女性が87.7歳、男性が81.6歳になりました。2040年には女性が89.6歳・男性83.2歳になると予想されています。90歳から100歳まで生きる人がかなりの割合で現れることになります。
人生100年時代をどう生きるのか
今20代、30代の人たちは、まさに「人生100年時代」になるのです。社会保障や貯蓄、資産運用などで生活する老後の人生を20年間とすると、人生100年時代の労働寿命は80歳。約60年間は仕事をすることになります。
人の平均寿命が伸びる一方で、企業の平均寿命は短くなっています。
1993年に日経ビジネスが発表した「会社の寿命30年説」では、1つの会社が繁栄し続けるのは、よくて30年間といわれていましたが、変化の激しい時代を背景に、2020年の東京商工リサーチの発表によれば、企業の平均寿命は23.3年となっています。
そうなると、人生100年時代に同じ会社でずっと仕事をする人の割合は、加速度的に減っていくのは間違いなさそうです。そして、80歳まで約60年もの間、仕事をしていくとしたら、仕事を通じてどうしていきたいのか? という価値観は間違いなく変わっていきます。
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