子どもの成績を下げる親と上げる親「3つの違い」 親子関係、やる気、サポート方法を考えてみよう
子どもの成績を上げる親は「親子関係が非常にいい」
下図は、思春期の子どもがいる親1925人に行ったアンケートをまとめたものです。
(外部配信先では図などの画像を全部閲覧できない場合があります。その際は東洋経済オンライン内でお読みください)
親子関係が非常にいい子どもの4割は、オール4以上の成績をとれています。一方、親子関係が非常に悪い子どもの場合、オール4以上とれている子は約1割です。つまり、子どもの成績を上げられる親と上げられない親の1つ目の違いは「親子関係」になります。
親子関係が悪いと、子どもは家にいるだけでストレスがたまります。そんな状態では、勉強を頑張ろうとは思えません。一方、親子関係が良好だと、子どもは学校でたまったストレスを家庭で解消できます。親に話を聞いてもらい心がスッキリすれば、勉強を頑張る気力も出てくるのです。
木下亜希子さん(仮名)のお子さんは、中学に入ってすぐに親の言うことを聞かなくなりました。毎日のように、親子で喧嘩をする状況になってしまったのです。親子関係も、いいとは言えません。当時お母さんは、子どもの成績を上げるために勉強の話ばかりしていました。これが親子関係を悪化させ、成績も上がらない状態になっていたのです。
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