日本人が苦手な「aとtheの違い」完全理解する方法 勘違いも多い!単なる暗記・慣れでは対応困難
冠詞がつかない固有名詞
Tokyo「東京」/Mt. Fuji「富士山」/Lake Biwa「琵琶湖」/Mars「火星」
② 建物・施設(駅・空港・公園・大学・橋・寺院)
Hyde Park「ハイドパーク」
そもそも固有名詞には冠詞をつけません(みなさんも自分の名前にtheをつけませんよね)。また、駅・公園などはその地域においてそれ自体が固有名詞といえるほどのシンボル的な存在なのでtheをつけないと考えることもできます。
a Porscheは「ポルシェ社の製品」
①「~の作品・製品」 ※「世にいくつかあるその人の作品の1つ」
②「~家の人」 ※「たくさんいる○○家の中の1人」
③「~のような人」 ※「たくさんいる~みたいな人の1人」
かの天才Einstein は1人だけですが、「アインシュタインのような人」なら(自称アインシュタインも含めて)複数いるので、an Einstein「たくさんいるアインシュタインみたいな人の1人」→「アインシュタインのような人」となります。
④「~という人」 ※「たくさんいる中の1人」→「漠然とした感じ・あいまいな感じ」
「同じ名前が複数ある」ときは固有名詞を複数形にすればOK です。There are two Toms in my class.「ウチのクラスにはトム(という名前の人)が2人いる」です。
以前レアル・マドリード(スペインのサッカーチーム)のホームスタジアムに行ったとき、To be a Real Madridという表記を見かけました。これは「レアル・マドリードの一員となるためには」と解釈できます(①「~の作品・製品」と②「~家の人」が混ざったような用法だと推測できればOKです)。
また、英字新聞や小説では、a teary Suzukiのような表記を見かけます。これは「(いくつかある鈴木さんの表情の中で)涙ぐんだ表情の鈴木さん」ということです。
1日目:「What do you do?」の答えを間違う人の盲点
2日目:CM「i'm lovin' it」に英語教師が困る興味深い訳
3日目:日本人が悩む「現在完了形」完璧理解の大胆なコツ
4日目:英会話で超重要「助動詞+have 過去分詞」習得法
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