ひろゆきが「10秒で話せ!」と力説する納得理由 オチを先に言っても「ネタバレ」にはならない

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ひろゆきさんが質問されるときに苦手なパターンとは? (写真:川崎太師)
軽快でわかりやすく、説得力のあるトークに定評がある、「2ちゃんねる(現・5ちゃんねる)」の設立者で、現在は多数の企業に携わる「ひろゆき」こと西村博之さん。コミュニケーションの達人かと思いきや、実は「ややコミュ障気味」なのだといいます。そんなひろゆきさんが「まず結論を先に言う。そして、その理由を短く話す」ことの重要性を強調する理由を最新刊『無敵のコミュ術』から一部抜粋・再編集してお届けします。

短く話すということが大事

ご存じのとおり、僕は喋る仕事もしているので、話すこと自体は苦になりません。

むしろ得意なほうだと思うのですが、得意とは言いつつも、トークが雑な仕上がりになってしまうことも多々あります。

たとえば、酔っぱらうと話が長くなるんですね。

ユーチューブの動画配信でも、度数が高めのビールを飲んでいると、必ずと言っていいほど話が冗長になります。

ちょっと昭和な香りのする表現ですけど、「スピーチとスカートは短いほうがなんとやら」という常套句(じょうとうく)もありますね。

的確に相手に伝えたいのなら、短く話すということはすごく大事です。

人間の脳というのは、あまりにたくさんの情報を一度に取り込むことができません。

もちろん、そのキャパには個人差があるでしょうけど、長い話をダラダラ聞かされながら、大切な部分だけを瞬時にキャッチするのは意外と大変なことですし、聞き手の能力が問われます。

簡単に言えば、本当に伝えたい重要な部分だけを手短に話すと、伝えるべきことが明確に伝わりますよ、という話です。

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